はじめに
仕事やボランティア活動などで話し合いをすることはよくありますよね。でも、「何を決めたのか」「誰が何をするのか」をあとで忘れてしまうこともあります。そんなときに便利なのが議事録(ぎじろく)です。議事録とは、話し合いの内容や決まったことを記録したノートのようなものです。
しかし、議事録を毎回自分で書くのは面倒だったり、書き方がわからなかったりすることもあります。そこで役立つのが「Notion AI(ノーションエーアイ)」です。これは、パソコンやスマホで使えるノートアプリ「Notion」に、人工知能(AI)が入った機能のことです。むずかしい作業をしなくても、メモをもとに自動でまとめてくれたり、やることリストを作ってくれたりするんです。
この記事では、Notion AIを使って、議事録をラクに、そしてわかりやすく作る方法を、初心者の方にもやさしく説明していきます。
Notion AIって何?
Notion(ノーション)は、アイデアをメモしたり、やることを整理したりできるデジタルノートのアプリです。仕事の予定や、日常のタスク管理にも使えます。
そこにAI(人工知能)が加わったのが「Notion AI」です。Notion AIは、次のようなことができます。
- 長い文章の中から大事なところを自動でまとめる
- やるべきこと(ToDo)を見つけてリストにする
- 文章をもっとわかりやすく書き直してくれる
こうしたことを、クリックや簡単な入力だけで行えるので、パソコン操作に不慣れな方でもかんたんに使うことができます。
Notion AIで使える便利な議事録機能
- 自動で要約してくれる
話し合いのメモを長く書いたあとに、「この内容を短くまとめて」とお願いすれば、AIがポイントを短く整理してくれます。 - やるべきこと(ToDo)を自動でリストアップ
「〇〇さんがいつまでに何をする」というような内容を、AIが読み取ってToDoリストを作成してくれます。 - テンプレートを使って毎回の議事録作成をラクに
テンプレートとは、見出しが決まっている書き方の見本のことです。 - カスタムプロンプトで自分のお願いを伝える
プロンプトとは「AIへのお願い」のことです。具体的な指示を出すことで、AIの動きもより正確になります。
実際に使ってみるときのステップ
- Notionで議事録のページを作る
- 話し合いの内容をメモしていく
- AIを使って要約やToDoを作成する
- 出来上がった内容を確認する
- できた議事録をみんなに共有する
Notion AIをうまく使うためのコツ
- 話題ごとに見出しをつける(AIが理解しやすくなります)
- 略語やむずかしい言葉には説明を加える
- AIの内容は必ずチェックする(間違いがないか確認)
Notion AIを使うとこんなに便利!
- 文章をまとめる時間が短くなる
- みんなに伝わりやすい内容になる
- 自分は話し合いに集中できる
- 議事録の形がいつも同じで見やすい
- あとから見返してもすぐ理解できる
使うときに気をつけたいこと
- AIは完全ではないため、内容の確認が必要
- 個人情報(名前や住所)は入力しない
- Notion AIはオンライン環境で動作するため、ネット接続が必要
まとめ
Notion AIは、議事録をラクに作れるとても便利なツールです。とくに「話し合った内容をあとから振り返る」ことが必要なあらゆる場面で、大きな助けになります。
ただし、AIまかせにしすぎず、「人の目」で内容を見直すことも忘れないようにしましょう。正しく使えば、Notion AIはあなたの頼れるパートナーになります。ぜひ試してみてくださいね!
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