ジブリ映画のようなやさしくて不思議なイラストを、自分でも作ってみたいと思ったことはありませんか?最近では、AIを使えばパソコンやスマホだけで、無料でジブリ風の絵を作れるようになっています。難しい操作や特別なソフトは必要ありません。
この記事では、「chatgpt ジブリ風 やり方 無料」というキーワードに興味がある初心者の方に向けて、ChatGPTでイラストを作る方法、便利な無料ツールの紹介、うまく絵を作ってもらうコツ、そして使うときに気をつけたいことを、やさしくわかりやすくまとめています。
ジブリ風イラストってどんなもの?AIで作れるの?
ジブリ風イラストとは、スタジオジブリの映画に出てくるような、自然が美しくて、あたたかい雰囲気のある絵のことです。たとえば、「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」などの世界観をイメージするとわかりやすいでしょう。
AIは、たくさんの画像をもとに学習していて、そのような絵の雰囲気をまねして描くことができます。最近は、SNSのアイコンや壁紙、趣味のイラスト作りにAIを使う人も増えています。
ChatGPTでジブリ風イラストを作る手順(無料でOK)
ChatGPT(GPT-4o)というAIサービスを使うと、無料でジブリ風の画像を作ることができます。やり方は以下の通りです。
-
ChatGPTのアカウントを作る:まず、OpenAIという会社のサイトにアクセスして、無料のアカウントを作成します。
-
GPT-4oというモデルを選ぶ:アカウントにログインしたら、「GPT-4o」というモデルを選びます。
-
画像をアップロードする(ある場合):写真を持っている場合は、それをアップロードします。
-
作ってほしい内容を入力する:「この写真をジブリ風にしてください」や「ジブリ映画のような森の中にいる女の子の絵を描いてください」など、わかりやすくお願いしましょう。
数十秒から数分で、AIが絵を作ってくれます。画像にはロゴなどはつかないので、そのまま使っても大丈夫です。
ChatGPT以外でもジブリ風の画像が作れる無料ツール
ChatGPT以外にも、ジブリ風のイラストを作れる無料のAIツールがあります。それぞれ少しずつ特徴が違うので、目的に合わせて使ってみてください。
Microsoft Image Creator
-
無料で1日15回まで画像を作れる
-
ChatGPTと同じDALL·EというAIを使っている
-
画像の端にロゴが入ることがある
-
商用(仕事など)で使う場合は注意が必要
MyEdit(Webで使える)
-
ブラウザからすぐ使える(インストール不要)
-
自分で「ジブリ風」と入力してスタイルを指定できる
-
無料で1日3回まで使える。商用利用もOKとされている
PhotoDirector(スマホアプリ)
-
iPhoneやAndroidにアプリを入れて使える
-
写真をアニメ風に変えるフィルターがある
-
無料プランは回数が限られていて、ロゴが付くことがある
-
商用利用はあまりおすすめされていない
AIにうまくジブリ風の絵を描いてもらうコツ
AIにお願いするときは、どんな絵にしたいのかをわかりやすく伝えることが大切です。以下のポイントを使って、プロンプト(お願いの文章)を工夫しましょう。
-
ジブリ風と伝える:「ジブリ風のイラストにしてください」など、はっきり伝えましょう。
-
映画の名前を出す:「トトロのような森」「千と千尋に出てくる建物」など、具体的な例を使います。
-
色や光の説明をする:「夕焼けのオレンジ色」「やわらかい光が差す森」など、雰囲気も伝えましょう。
-
キャラクターや気持ちを表す:「空を見上げる少女」「どこか懐かしい感じ」などの気持ちを入れてみましょう。
-
細かい描写も書く:「草が風でゆれる様子」「古い木の家の壁の模様」など、こまかい部分を伝えるとよりリアルになります。
イメージと違う絵が出てきたときは、少し言い方を変えてまた試せば、きっといい感じの絵が作れます。
AIで作った画像を使うときの注意点
AIで作った画像を使うときにもルールがあります。とくに、だれかの作った作品にそっくりな画像を作ってしまうと、著作権の問題が出てくることがあります。
-
ChatGPT:画像は自分のものとして使える。仕事や販売にも使えるとされています。
-
Microsoft Image Creator:使い方がややむずかしく、商用には向いていないかもしれません。
-
MyEdit:商用OKと書かれていて安心。
-
PhotoDirector:商用利用についての情報が少ないので、趣味として使うのがおすすめです。
「ジブリ風」とお願いするのは問題ありませんが、「トトロそっくりなキャラクターを描いて」とすると、著作権にふれる可能性があります。
SNSでイラストをシェアするときのマナー
AIで作ったイラストをSNSに投稿するなら、次のようなマナーを守ると安心です。
-
AIで作ったことをタグで伝える:「#AIイラスト」や「#AI生成」などを書きましょう。
-
どのツールを使ったかを書くと親切:「ChatGPTで作りました」など、一言あるとわかりやすいです。
-
商用で使うときはルールを確認する:ツールごとに決まりが違うので、サイトの利用規約をチェックしておきましょう。
自分にぴったりのツールを見つけよう
どのツールを使うかは、「どんな目的で使いたいか」によって決めましょう。
-
少しだけ高画質の画像を作ってみたい → ChatGPT(GPT-4o)
-
毎日たくさんの画像を試したい → Microsoft Image Creator
-
お金をもらうイラストにも使いたい → MyEdit
-
スマホでサクッと使いたい → PhotoDirector
AIでイラストを作るのは、今では誰でもできる楽しい方法です。これからもAIは進化して、もっとすごい画像が作れるようになります。
楽しく使うためにも、ルールを守って、あなただけのステキなジブリ風イラストを作ってみてください!
コメント