NotebookLMを初めて使ってみてわかった論文づくりの便利さ

Google NotebookLM

論文って、書くのが本当に大変ですよね。たくさんの情報を集めて、内容を理解して、そこから自分の言葉でまとめる。私は今まで、調べることにすごく時間がかかってしまって、書きたいことにたどり着く前に疲れてしまうことがよくありました。

そんなときに出会ったのが、「NotebookLM(ノートブックエルエム)」というツールです。Googleが開発したこのAIツールを使ってみたら、正直びっくりしました。今回は、私が初めてNotebookLMを使ってみて感じたことを、これから使ってみたい人向けにわかりやすく紹介します。

いろんな資料を一か所にまとめられるのがすごい

まず最初に驚いたのが、PDF、Word、Googleドキュメント、Webページ、動画の字幕、音声など、いろんな形式の資料をNotebookLMにまとめて読み込ませることができることです。

私は手元にあった講義資料とネットの記事、PDFの論文をまとめてアップロードしました。すると、それら全部をAIがちゃんと認識してくれて、一つの場所で管理できるようになったんです。これだけでも、資料をあちこち探す手間がなくなってかなり助かりました。

知りたいことを聞くと、ちゃんと答えてくれる

一番感動したのは、NotebookLMに対して「この資料の主張は何?」「結果の部分を教えて」といった質問を自然な言葉で投げかけると、ちゃんと答えてくれることです。

例えば、難しい論文の内容でも、「第3章の実験では何をしてるの?」と質問すると、AIがわかりやすく教えてくれます。要点をすぐに知りたいとき、本当に便利です。

私は今まで1つの論文を読むのにも時間がかかっていたので、この機能のおかげで調査のスピードがぐっと上がりました。

大事な内容をノートとして保存できる

NotebookLMには、気になった答えや自分でまとめた内容を「ノート」として保存しておける機能があります。これはメモ帳のようなもので、後から見返せるし、編集も自由にできます。

「この考察部分、論文に使えそうだな」と思ったら、すぐにノート化しておけば、あとで下書きを作るときにとても便利です。自分だけの情報整理帳が作れる感覚で、書く作業がすごくやりやすくなりました。

グラフや図も読み取ってくれる!

正直、最初は「さすがにグラフまでは読めないでしょ?」と思っていたのですが、NotebookLMはそれもできてしまいました。たとえば、グラフの画像をアップロードして「このグラフの意味を教えて」と聞くと、きちんと説明してくれます。

しかも、自分の思考を整理するために「マインドマップ」を自動で作ってくれる機能もあって、資料のつながりが視覚的にわかるのもありがたいです。

ネットから情報も探してくれるし、アイデアまで出してくれる

NotebookLMには「Discover Sources」という機能があって、キーワードを入れるとネット上から関係する情報を探してきてくれます。しかも、要点をまとめてくれるので、調べ物がぐんと楽になります。

さらにすごいのが、AIが「こういう考え方もあるよ」と、ちょっと違った角度からのアイデアを提案してくれること。私はブレインストーミング中にこれでかなり助けられました。

引用も安心、ドラフトづくりにも使える

AIが出してくれた答えには、どの資料からの情報かが明記されています。だから、引用のときにも迷わず使えて、安心して論文に反映できます。

また、NotebookLMに保存したノートをもとに、実際の下書きを作る作業もスムーズです。私は一気に「方法」と「考察」部分を書き上げることができました。

初めて使うなら知っておきたい注意点

とても便利なNotebookLMですが、使ってみてわかった注意点もあります。まず、無料プランだとアップロードできる資料の数や機能の回数に限りがあるので、使いすぎには注意です。

あと、日本語でのやりとりはできるものの、英語の方が精度が高い印象を受けました。大事な内容については、ちゃんと自分でも確認するようにしています。

AIはあくまでサポートであって、すべてを任せてしまうのではなく、「自分で考えること」を忘れないようにしたいと思いました。

NotebookLMは論文初心者の強力な味方!

NotebookLMを初めて使ってみて、「もっと早く知りたかった!」というのが正直な感想です。資料の整理、理解、構成づくり、下書き、引用……どれも1人でやると時間がかかることを、AIがサポートしてくれました。

これから論文を書こうとしている人、研究を始めたばかりの人にとっては、本当に強い味方になると思います。私も今後の課題やレポートでは、NotebookLMをどんどん活用していきたいです。

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