NotebookLM(ノートブックLM)は、Googleが出しているAIノートアプリです。自分のPDFや文章ファイル、ウェブページ、動画の字幕などを読み込ませて、それをもとに質問したり、要約させたりできます。
ここでは、NotebookLMを使うときに知っておくと便利な「ファイルの制限」について紹介します。
1つのノートに入れられるファイルの数は?
NotebookLMでは、1つのノートに追加できるファイルの数に決まりがあります。
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無料プランでは、1ノートにつき最大50個まで
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有料プランでは、最大300個まで
たとえば、授業のプリントや本のPDFをNotebookLMにアップしてAIに質問したいとき、無料だと50個までしか追加できません。でも有料にすれば300個まで入れられるので、たくさん資料を使いたい人には便利です。
ノートをうまく分けて使うと、資料を整理しやすくなります。たとえば「英語の授業」「世界史」「科学」など、テーマごとにノートを作っておくと、後から探すのも簡単になります。
アカウント全体でどれだけファイルを使えるの?
NotebookLMでは、アカウントごとに作れるノートの数も決まっています。
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無料プラン:最大100ノートまで
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有料プラン:最大500ノートまで
それぞれのノートにファイルを追加していくので、合計すると、無料なら最大5,000ファイル(100ノート × 50ファイル)、有料なら最大150,000ファイル(500ノート × 300ファイル)まで使えることになります。
ファイルが多くなってくると探すのも大変なので、ファイル名を工夫したり、ノートのタイトルを見やすくしたりするのがポイントです。
1つのファイルの大きさにも決まりがあります
NotebookLMにアップロードできるファイルにも「大きさ」の制限があります。
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ファイルサイズは最大200MBまで
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語数(ことばの数)は最大50万語まで
このどちらかを超えると、そのファイルはアップできません。
たとえば、長い本を1つのPDFにしてアップしたい場合、ページ数が多かったり画像がたくさんあるとサイズが200MBを超えてしまうことがあります。また、文章だけでもすごく長いと50万語を超えてしまうこともあります。
そういうときは、ファイルをいくつかに分けるとアップロードできるようになります。授業ごと、章ごとに分けると使いやすくなります。
使えるファイルの種類はたくさんあります
NotebookLMでは、いろんな種類のファイルが使えます。
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GoogleドキュメントやGoogleスライド
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PDFファイル
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テキストファイル(.txt)やMarkdown(.md)
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ウェブサイトのURL
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YouTubeの動画(字幕つき)
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音声ファイル(MP3やWAV)
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コピーして貼り付けた文章
たとえば、YouTubeの動画で字幕がついているものなら、それを読み込んで内容について質問することができます。でも、字幕がない動画は使えません。
また、CSVファイルやExcelファイルは直接アップできません。でも、文章として中身をコピーして貼り付ければ使うことはできます。
無料プランと有料プランでどこが違うの?
NotebookLMには無料で使えるプランと、お金を払って使う有料プランがあります。それぞれで、できることや制限に違いがあります。
項目 | 無料プラン | 有料プラン |
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ノートの数 | 100個まで | 500個まで |
1ノートに入れられるファイル数 | 50個まで | 300個まで |
1日に質問できる回数(1ノートごと) | 50回まで | 500回まで |
特別な機能 | なし | 回答の口調を変えたり、共有の細かい設定が可能 |
たとえば、部活の資料や授業プリントをまとめて使いたいなら、有料プランだともっと多くのファイルを使えて便利です。逆に、個人で使うだけなら無料プランでも十分に使えます。
まとめ:制限を知って、うまくNotebookLMを使おう
NotebookLMは、AIと一緒にノートや資料を使って学習を進められる便利なツールです。でも、ファイルの数や大きさ、使える種類にはルールがあります。
これらの制限を知っておくことで、「なぜファイルがアップできないのか」や「どうすればもっと資料を入れられるのか」がわかるようになります。うまくノートを分けたり、ファイルを整理したりして、もっと楽しく、効率よくNotebookLMを使っていきましょう。
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