私たちの身の回りには、犬や猫などのペットがいますよね。毎日一緒にいると、「もしこの子が人間だったら、どんな見た目で、どんな性格なんだろう?」と考えたことがある人も多いと思います。
今では、その「もしも」を、AIが絵にしてくれる時代になっています。AIとは、人間のように考えたり、話したりできるコンピュータのことです。中でも「ChatGPT(チャットジーピーティー)」というAIが、人気を集めています。この記事では、ChatGPTでペットを人間のように描く「擬人化(ぎじんか)」という遊び方を、初心者でもわかるように説明します。
ChatGPTで人気!ペットの擬人化とは?
最近、SNSでは「うちの子を人間にしてみた!」という投稿がたくさん見られます。これは、ペットの写真をAIに見せて、性格や特徴を伝えると、人間のキャラクターとして描いてくれるというものです。
たとえば、猫の写真をアップロードして「おっとりした性格で、お姉さんっぽく」と伝えると、和風の着物を着たやさしい女の子のキャラクターが出てくる、という感じです。
いろいろある!使いやすいアプリ
ChatGPTだけでなく、ペットの擬人化ができるアプリもいくつかあります。
「BeautyPlus」では、写真をアップロードするだけで、アニメのようなかわいいキャラができます。「SNOW」や「YouCam AI Pro」では、リアルっぽいキャラにできます。「LINE AIペット」では、何枚かの写真を使って、いろんなスタイルのキャラを作ってくれます。
どれもスマホで使えるので、初めてでもかんたんに楽しめますよ。
プロンプトってなに?上手な使い方
AIにどんなキャラクターを作ってほしいかを伝える文章のことを「プロンプト」といいます。これがうまく書けると、イメージにぴったりのキャラクターができます。
- ペットの種類(犬・猫など)
- 色や模様(黒い毛・茶色のシマシマなど)
- 性別(男の子・女の子)
- 年齢のイメージ(子ども・高校生・大人など)
- 着ている服(制服・ジャケット・パジャマなど)
- 性格(元気・やさしい・ちょっとこわがり など)
- 場面(カフェにいる・図書館で読書など)
- 絵のスタイル(アニメっぽい・リアルっぽいなど)
たとえば、「茶色の犬を、元気な小学生の男の子みたいに描いてください。青いリュックを背負って、公園にいる感じでお願いします。」といった風に伝えると、イメージが伝わりやすくなります。
SNSでも人気!みんなの投稿がすごい
完成したキャラは、SNSに投稿して楽しむ人が多いです。X(旧Twitter)やTikTokでは、「#ペット擬人化」などのタグが使われていて、たくさんの画像がアップされています。
かわいくて感動するものや、ちょっとおもしろくて笑ってしまうものなど、バリエーションも豊かです。「この子、本当にうちの猫っぽい!」など、見るだけでも楽しいです。
物語やグッズにも使える!楽しみ方いろいろ
できあがったキャラクターは、ただ見るだけでなく、いろんな使い方ができます。
たとえば、そのキャラクターを主人公にして、自分でお話を考えてみたり、LINEスタンプやSNSのアイコンに使ったりできます。Tシャツやマグカップを作ってプレゼントする人もいます。
ペットが亡くなった後も、キャラクターとして残しておくことで、思い出を大事にする方法としても注目されています。
うまくいかないときはどうする?
AIが作るキャラクターは楽しいですが、思った通りにいかないこともあります。「年齢が違う」「ちょっと変な服を着てる」などです。
そんなときは、もう一度プロンプトを書き直して試してみましょう。ちょっとずつ直すことで、理想のキャラに近づけます。
また、有名なキャラクターに似たようなものは、著作権(ちょさくけん)というルールに気をつけなければいけません。自分だけのオリジナルを作るのが安心です。
これからの未来もワクワク!
AIはどんどん進化しています。これからは、擬人化キャラが動いたり、おしゃべりしたりできるようになるかもしれません。スマホのカメラに映る現実の風景に、キャラクターが登場するような仕組み(AR)も広がるでしょう。
「うちの子と話せたらいいな」という夢も、AIがかなえてくれるかもしれませんね。
まとめ:だれでも楽しめる新しいペットのかたち
ペットの擬人化は、誰でも楽しめる新しい遊びです。ChatGPTやアプリを使えば、自分のペットが人間になったら…という想像が、実際に見えるかたちになります。
難しいことは考えなくても大丈夫。少しの好奇心とアイデアがあれば、きっと素敵な「うちの子キャラ」ができあがりますよ。ぜひ、一度ためしてみてください!
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