NotebookLMのチャット履歴が消える理由と、その対策や安全な使い方をわかりやすく解説するブログ記事

Googleが作ったAIノートツール「NotebookLM」は、調べ物やメモをまとめるのにとても便利なツールです。質問に答えてくれたり、資料のまとめを作ってくれたりと、いろいろなことができます。でも、「チャットが突然消えてしまった！」という声も多く聞かれます。

この記事では、なぜ消えるのか、どうすれば防げるのか、そして大事な内容を安全に残す方法まで説明します。

NotebookLMって何？
チャットが勝手に消えるのはなぜ？
「メモに保存」機能を使って大事な情報を守ろう
他にもある！チャット内容を保存する方法
チャットが消えてしまう他の原因と対策
NotebookLMはプライバシーにも配慮されている
NotebookLMをうまく使うためのポイント
まとめ

NotebookLMって何？

NotebookLMは、Googleが開発したAIノートアプリです。自分でアップロードしたPDFやGoogleドキュメント、ウェブページ、YouTubeの字幕などをもとに、AIに質問したり、内容をまとめてもらったりできます。

授業で使った資料やレポート作成のときに役立つだけでなく、いろんな情報を1つにまとめてくれるのがポイントです。

チャットが勝手に消えるのはなぜ？

NotebookLMでチャットしていたのに、ページを更新したり時間が経ったりすると内容が消えてしまうことがあります。これを「バグかな？」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

NotebookLMは、チャットを「一時的なやり取りの場」と考えて作られています。だから、セッション（やり取りの時間）が終わったり、ページをリロードするとチャットは自動的に消えるしくみになっています。

ただし、学校や会社のGoogleアカウント（Google WorkspaceやEducationアカウント）を使っている場合は、管理者の設定によってチャット履歴が数ヶ月間残せることもあります。でも、自分の個人アカウントでは基本的にチャットは自動で保存されないので、必要な内容は自分で保存することが大切です。

「メモに保存」機能を使って大事な情報を守ろう

チャットの内容が消えるのを防ぐ一番の方法は、「メモに保存」機能を使うことです。チャットの下にあるピンのマークをクリックすると、そのやり取りをNotebookLMのノートに保存できます。

保存された内容は、元の形（表やリンクなど）をそのまま保ったままノートに残せます。ノートの内容は、あとで見返すことができて、必要ならコピーして編集することもできます。

この方法を使えば、大事なやり取りが勝手に消えてしまう心配がなくなります。

他にもある！チャット内容を保存する方法

「メモに保存」以外にも、チャットの情報を保存するいくつかの方法があります。

要約してもらう：AIに「このチャットをまとめて」とお願いすれば、会話の要点を簡単にまとめてもらえます。
コピー＆ペースト：必要な部分をコピーして、Googleドキュメントやメモアプリに貼り付けて保存するのもOKです。
スクリーンショット：画面を画像として保存すれば、あとで見返せます。ただし、編集や検索はできません。

いろいろな方法を使い分けることで、チャット内容をしっかり残すことができます。

チャットが消えてしまう他の原因と対策

NotebookLMのチャットが消えるのは、設計上の理由以外にも、いくつかの技術的な問題が関係していることもあります。

ブラウザの問題：キャッシュ（過去の情報）やクッキー（ログイン状態など）が壊れていると、チャットが正しく表示されないことがあります。そんなときは、ブラウザの設定からこれらを削除してみましょう。
ネットの接続が悪い：インターネットが不安定だと、AIとのやり取りがうまくいかずチャットが消えることもあります。安定したWi-Fiを使うと安心です。
リフレッシュの操作：ページをリロード（更新）すると、チャット内容が消えてしまう仕組みになっています。大事な情報があるときは、必ず保存してからリロードするようにしましょう。