【やさしく解説】NotebookLMでソースを追加できないときの理由と対処法まとめ

Google NotebookLM

NotebookLM(ノートブックエルエム)は、Googleが作ったとても便利なノートアプリです。AIと一緒にメモをまとめたり、PDFの内容を調べたり、質問に答えてもらったりすることができます。勉強やレポート作成にもとても役立ちます。

でも、NotebookLMに資料(ソース)を入れようとしたときに、うまくいかないことがあります。たとえば、PDFを追加したのに読み込めなかったり、Googleドキュメントが使えなかったりすることもあります。

この記事では、「NotebookLMでソースが追加できないとき」に考えられる理由や、どうすればうまくいくのかを、わかりやすく説明していきます。

NotebookLMで使えるソースの種類を知ろう

NotebookLMでは、いろんな種類の資料(ソース)をノートに追加できます。代表的なものは以下の通りです。

  • PDFファイル(文字が入っている必要があります)

  • テキストファイル(.txtなど)やMarkdownファイル

  • GoogleドキュメントやGoogleスライド

  • インターネットの記事のURL

  • YouTube動画(字幕がついている必要あり)

  • 音声ファイル(話し声が入っているもの)

  • 画像ファイル(JPGやPNG)

  • コピー&ペーストしたテキスト

無料で使っている場合は、1つのノートブックに50個までソースを追加できます。有料プランでは300個まで増やせます。

でも、条件を満たしていないファイルを追加しようとすると、エラーになってしまうことがあります。これから、どんな時にエラーになるのかを説明します。

ソースを追加しようとしたときによくあるエラー

NotebookLMを使っていると、次のようなエラーが出ることがあります。

  • 「ソースが空です」:PDFに文字が入っていなくて画像だけの場合に出ます。

  • 「フォルダが空です」:Google Driveのフォルダに対応していないファイルしかないときに出ます。

  • 「403エラー」:ファイルにアクセスする権利(権限)がないときに出ます。

  • 「ペイウォールの背後にある」:有料記事など、見るのにお金やログインが必要なWebページを追加しようとしたときに出ます。

  • 「ソースを追加できませんでした」:特にスマホアプリでファイルを追加しようとしたときによく出ます。

  • いつまでも読み込みが終わらない:ファイルが大きすぎたり、エラーが起きている場合です。

  • 「使用制限に達しました」:1日に使える回数や、ソースの数が上限を超えたときに出ます。

これらのエラーが出たときは、次の見出しで紹介する原因をチェックしてみてください。

ソースが追加できないときに考えられる原因

エラーが出る理由にはいろいろなものがあります。

  • WordやExcelなど、NotebookLMが対応していないファイルを使っている

  • PDFの中が画像だけで、文字が読み取れない

  • Googleドキュメントの共有設定が「閲覧できない」状態になっている

  • Googleアカウントが18歳未満でNotebookLMを使えない設定になっている

  • Safariなど、一部のブラウザでうまく動かないことがある

  • ブラウザの拡張機能がNotebookLMの動作を邪魔している

  • スマホアプリだと追加できるソースが限られている

これらの問題をひとつずつ確認していけば、ソースが追加できるようになるはずです。

NotebookLMでソース追加がうまくいくための対処法

次のような方法を試してみると、問題が解決することが多いです。

  1. ブラウザをChromeに変えてみる

  2. ブラウザの履歴やキャッシュを消してみる

  3. シークレットモードで開いて試す(余計な拡張機能をオフにできる)

  4. WordファイルをPDFやテキストに変換してから追加する

  5. PDFが画像だけの場合、文字を入れ直すか、WebページのURLを使う

  6. PDFが大きすぎるときは、分けて追加する

  7. Googleアカウントの年齢を確認し、大人の設定になっているかチェックする

  8. Googleドキュメントの共有設定を「閲覧可」にする

  9. スマホではなく、PCで操作してみる

  10. ソースの数が上限に達していたら、不要なソースを削除する

特に、Google Driveの共有設定やPDFの内容は、NotebookLMに正しく読み込ませるためにとても大事です。

スマホアプリから使うときに気をつけるポイント

NotebookLMにはiPhoneやAndroid向けのアプリもありますが、できることはパソコン版より少ないです。

たとえば、スマホアプリではGoogleドキュメントや音声ファイル、Markdownファイルを追加することができません。できるのは、PDFやWebページのURL、YouTubeのリンク、コピーしたテキストだけです。

iPhoneの場合は、ほかのアプリから共有しようとしてもうまく追加できないことがあるので注意しましょう。その場合は、スマホのブラウザ(Chromeなど)でNotebookLMを開いて「PC版サイトを見る」に切り替えると使えることがあります。

NotebookLMをもっと使いやすくするコツ

NotebookLMをうまく使いこなすために、以下のことに気をつけると良いです。

  • ファイルは軽くて読みやすいものにする

  • PDFやテキストファイルを使うようにする

  • Google Driveの共有設定は必ず「閲覧可」にしておく

  • ブラウザの広告ブロックなどを一時的にオフにする

  • 有料記事などは本文をコピーして貼り付けるようにする

こうしたポイントを意識しておくだけで、NotebookLMがぐっと使いやすくなります。

まとめ:原因を一つずつ確認すれば解決できる

NotebookLMはとても便利なツールですが、ソースを追加するときにうまくいかないこともあります。でも、今回紹介したように、原因と対処法を一つずつ試していけば、だいたいの問題は解決できます。

わからないときは、まずファイルの種類や大きさ、Googleドキュメントの設定、ブラウザの状態を確認してみましょう。それでもダメなら、PCや別のブラウザで試してみるのもおすすめです。

NotebookLMは今後も進化していくと思われます。機能が増えたり、エラーが減ったりして、もっと使いやすくなるかもしれません。新しい情報にも目を通して、より便利に使っていきましょう。

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